ネットスーパー人気を後押しする置き配こそ2021年のニューノーマル

コラム
2021.08.11

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、非接触で商品を受渡しできるネットスーパーが一躍しています。全国のスーパーは昨年から一気にネットスーパー事業を拡大させましたが、比例するように利用者も増加しています。まさしく需要と供給が噛み合い、高い位置で均衡点を保っていると言えるでしょう。もとより、共働き世帯の増加でスーパーの営業時間に買い物に行けない消費者が増え、ネットスーパーは注目を浴びつつありました。そこにきて、新型コロナウイルスの感染拡大は奇しくもネットスーパーを流行らせる一因となったのです。
スーパー各社はインターネット経由で生鮮食品や日用品の注文を受けると、最寄りスーパーから商品を届けます。各社ともネットスーパーで取り扱える商品の拡充の図りながら、対面以外の受渡し方法を続々と導入しています。生鮮食品や日用品を自宅まで届けてもらえることが最大のメリットですが、人気を呼ぶもう1つの理由は各社が導入している「非対面・非接触」の受渡しです。俗にいう「置き配」です。外出せず配達員と対面することもないため、身なりに気を使う必要がありません。これにより、スーパー各社は女性客の利用を見込んでいるとも言われます。また、宅配ボックスが設置されていない集合住宅でも戸建てでも、あらかじめ決められた場所に「置き配」してもらえば在宅している必要もありません。食材を買い出しに行く時間のない共働き世帯には重宝されていますし、人との接触がないのでコロナ感染の心配もありません。再配達を無くせば、ドライバーの負担が軽減されるばかりか車両が排出するCO2の削減にも貢献します。「置き配」は、配達するスーパー(売り手)と受け取る消費者(買い手)と社会(世間)の三方良しの配送モデルと言えます。新型コロナウイルスの感染拡大が契機とはなりましたが、今後のニューノーマルになること間違いありません。今回は、その「置き配」で使われる資材について紹介させていただきます。


■目次■
1.オリコン用シッパー(内袋)
2.オリコン用シッパー(内袋)/ハーフサイズ
3.高性能保冷ボックス
4.セキュリティ対策
5.まとめ


1.オリコン用シッパー(内袋)

嵌合性が高いオリコンを使用するスーパーは多く、30L~70Lくらいまで様々なサイズを用途に分けて使用されています。店内でピッキングした注文の商品を軽貨物車両等で配送する際、内容量(大きさ)の異なるサイズでも積み重ねられることが最大の特徴ですが、積み重ねても食品を押しつぶさずに配送できることから「置き配」用途だけでなく、車輌積載時にも活躍しています。

配送する食品や配送ルート等、用途に応じてシッパーの縁取りテープの色を変えれば、目視で確認しやすくなります。スーパーの数だけ業務フローも多種多様に存在しますから、シッパー(内袋)にひと工夫を講じることも珍しくありません。また、折畳式にすれば(使用後の)回収効率をアップすることが出来ます。畳んで潰して小さくすることは、シッパーに求められる必須要件となっています。

2.オリコン用シッパー(内袋)/ハーフサイズ

食品と日用品を一緒に配達することもがあれば、要冷蔵品と常温品を一緒に配達することもあると思います。オリコンを半分に仕切りたいとご要望いただくケースは少なくなく、ハーフサイズのシッパーも納品実績は数多。ハーフサイズは、管理温度で区分けする以外に、配達先別で区分けることも出来るため、シッパー内の整理にもひと役買っています。開閉方法は、必要に応じて「マジック式」のものから「コの字ファスナー式」のものまで複数パターンから選んでいただくことが可能です。とにかくコストを抑えたいという方には、簡易保冷袋の運用もお勧めしています。

3.高性能保冷ボックス

冷凍食品やアイスは-18℃以下での配送が必須となるため、ネットスーパーの取り扱い商品から除外されるケースもありますが、短時間であれば、適正な温度グレードの保冷剤を投入することでマイナス温度帯を維持することも可能です。高性能断熱材を採用した保冷ボックスは、外食チェーンの食材配送や小売店向けの長距離配送でも使用されていますので、安心してお使いいただける仕様設計でお応えしています。

断熱材や保冷剤の選定については、メーカーであるキラックスに預けていただければ、オーバースペックになることなくトータルコーディネートさせていただきます。目標とする温度維持時間についてもシミュレーション計算で、温度管理が可能か否かを判断します。可能な場合は、その目安値もお答えしています。キラックスは、それぞれの運用に見合った保冷ボックスの設計でネットスーパーの置き配に貢献しています。

4.セキュリティ対策

セキュリティ対策のお勧めは、結束バンドです。封緘(ふうかん)止めやリングスライダーに結束バンド(インシュロック)を通して開封確認を実施します。ドライバーが配達してから消費者が受け取るまで一度も開封されていないことを確認するための方法です。悪意ある人間は、保冷カバーや保冷ボックスを破壊してでも悪戯や盗難をします。そこを完璧に防ぐことは現実的に難しいため、開封確認として一策講じることが出来る結束バンドをお勧めしています。また、結束バンドで封をした場合、錠前がないため鍵を共有する必要もなく、経年劣化する心配もありません。鍵紛失や破損といった鍵トラブルに見舞われることもありません。

5.まとめ

置き配の数だけ資材の数があります。何が最適か、正解はありません。一定の条件を満たすことが出来れば、生鮮食品の置き配サービスはもっと拡がっていきます。日用品を受け取るように、生鮮食品も置き配で受け取ることが出来れば、消費者目線からみて格段に便利になります。買い物の手間は省け、配達時に在宅している必要もありません。スマートロックで施錠される宅配ボックスや、冷蔵機能付きの宅配ボックスが普及しはじめていますが、駅構内やコンビニ、そして築浅の集合住宅でしか見かけません。「いまの生活を少しの投資で豊かにしたい」、多くの消費者はそう思っているのではないでしょうか。ネットスーパーのサービスの拡充、そして置き配の普及には、無電源で温度管理できる保冷カバーと保冷ボックスが一番の近道です。置き配は、売り手と買い手が喜ぶサービス、そして社会に貢献できる配送モデルだと考えます。置き配をニューノーマルとして定着させるため、キラックスは保冷資材で協力してまいります。置き配をご検討のユーザー様、是非ともお気軽にご相談ください。


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