保冷ボックス・
保温ボックスとは
About
保冷ボックス・保温ボックスは、食品や医薬品などの輸送に使用する容器のことを指し、正式には「定温物流容器」と呼びます。定温物流容器の性能は、使用する素材の種類や部品の配置などに大きく左右されることから、お客様のご要望に合わせた定温物流容器を製造するには、業種や内容物、輸送環境などを正しく把握しておく必要があります。
管理温度・時間や素材の種類などが適していない場合、内容物の品質に影響を及ぼすだけでなく、保冷・保温性能の低下やランニングコストの増加などを招きます。
定温物流容器を購入する際は、お客様のご要望と輸送環境を勘案した上で
最適な保冷ボックス・保温ボックスを製造することができる会社に依頼することをお勧めします。
このような
ご要望にお応えします
- 保冷性能・保温性能を向上させたい
- 冷媒・熱媒の使用量を削減したい
- 長時間輸送を実現したい
- 多温度帯輸送を実現したい
- ベルトや持ち手などの耐久性を向上させたい
- ボックス内部の結露や水漏れを防ぎたい
- ボックスの外装が汚れるのを防ぎたい
- 短納期で対応して欲しい
- 少量でテスト導入したい
- セキュリティ機能を持たせたい
定温物流容器の特徴
Feature豊富なカスタマイズ
「保冷性能・保温性能を向上させたい」「冷媒・熱媒の使用量を削減したい」といった
お客様のご要望に合わせてカスタマイズすることができます。
断熱材のグレードや外装素材、サイズ、持ち手や取付ベルトの位置、
折り畳みの可否などをカスタマイズすることができ、あらゆるご要望にお応えすることができます。
優れた遮光・断熱効果
ボックスの外装素材にアルミニウムを使用していることから、太陽光を反射することができます。また、発泡ポリスチレンを複合した断熱材を使用することで、高い断熱性能を確保しています。これにより、ボックス内部の温度や保冷・保温性能が輸送環境に左右されることなく、常に一定の温度で輸送を行うことができます。
抜群の耐久性
保冷・保温ボックス.comが提供している定温物流容器は、PEクロス(ポリエチレンの繊維を織り重ねた高強度素材)とアルミ蒸着シートをラミネートした、引張強力に優れた定温物流容器です。持ち手や取付ベルトなどの負荷がかかりやすい部位には補強生地を使用し、定温物流容器の耐久性を向上させているため、壊れにくく長期にわたって使用することができます。
コンパクトに収納
保冷・保温ボックス.comが提供している定温物流容器は、一部の商品を除き、折り畳むことができます。
折り畳むことでサイズを最大で1/5程度まで小さくすることができるため、収納スペースも抑えることができます。
商品ラインナップ
Lineup保冷・保温ボックス.comでは、「ネオシッパー」「ネオシールド」の2種類の定温物流容器を製造しています。
どの定温物流容器も優れた保冷性能・保温性能を有しており、様々なシーンで使用されています。
ネオシッパー
ネオシッパーとは、保冷性能・保温性能に優れた定温物流容器です。断熱材のグレードや外装素材、サイズなどをカスタマイズすることができるため、お客様の輸送環境や内容物に合わせて仕様を変更することができます。冷蔵食品の保冷輸送やお弁当・デリバリーの保温輸送などに使用されています。
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デリバリー業界
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工業界
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食品業界
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ドーリー台車
ネオシールド
ネオシールドとは、ネオシッパーの特徴をそのままに、断熱性能を大きく向上させた定温物流容器です。
冷凍食品やアイスクリームなどの冷凍輸送や、厳しい温度管理を必要とする医薬品・血液の輸送、長時間輸送などに使用されています。
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医療業界
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野球場
COOL-K
COOL-Kとは、DENSO社製の冷却システム「D-mobico」を搭載した定温物流機器で、冷媒や熱媒を必要としません。二段階の温度切り替えが可能で「冷蔵」「冷凍」へ切り替えることができます。
保冷の温度を正確にコントロールすることが出来るため、最適な温度帯での輸送を行うことができます。
カスタマイズ項目
Customize断熱材のグレードや外装素材、サイズなどをカスタマイズすることができるため、
お客様のご要望に合わせた保冷ボックス・保温ボックスを製造することができます。
高強度布外装
作業時や輸送時についてしまう引っかき傷や切り傷に耐えることができる、高い強度を持つ外装素材に変更することができます。
断熱材
輸送環境や管理温度・時間などに応じて、断熱材のグレードや厚みなどを設定することができます。
ショルダーベルト
着脱可能なショルダーベルトや位置、長さを調整することができます。
カードホルダー
指示書や伝票等を外から確認することができるカードホルダーを取り付けることができます。
ネット
使用する冷媒・熱媒に応じて、ネットの大きさや網目の粗さを変更することができます。
温度計
定温物流容器内の温度を外から確認することができる温度計を取り付けることができます。
内袋
中の製品が破損してしまった場合の液体漏れを防止する内袋を取り付けることができます。
結露吸水シート
保冷ボックス・保温ボックスの内部で結露が発生した際に、水滴を吸収する結露吸水シートを取り付けることができます。
社名シール・印刷等
定温物流容器の外装に、社名やロゴ、管理番号などのシールを貼り付けることや外装に直接印刷することができます。また、ショルダーベルトなどへ刺繍や社名、ロゴを入れることもできます。
保冷性能・
保温性能の検証
Practical test
保冷・保温ボックス.comでは、独自開発した熱解析ソフトを使用することにより温度試験の回数を減らすことができるため、短時間で定温物流容器の保冷性能・保温性能を検証することができます。
また、従来の温度試験では考慮されていなかった外気温度の変化や断熱材の物性値、XPSからの熱漏れ、蓄冷剤の配置・量などを温度試験の条件に組み込み、お客様のご利用の環境に合わせてシミュレーションを行うことで、高品質な定温物流容器の提供を実現しています。
- ボックス外部の温度を
考慮して温度試験を実施 - ボックスサイズを考慮して
温度試験を実施 - ボックス内部の初期温度を
考慮して温度試験を実施 - 断熱材の物性値と構成を
考慮して温度試験を実施 - 蓄冷剤の物性値と配置を
考慮して温度試験を実施 - 内容物の物性値と初期温度を
考慮して温度試験を実施 - 25箇所以上の測定点で
温度変化をシミュレート
(想定温度推移グラフ) - 最大3種類の条件下で
温度試験を実施
- ボックス外部の温度を考慮して温度試験を実施
- ボックスサイズを考慮して温度試験を実施
- ボックス内部の初期温度を考慮して温度試験を実施
- 断熱材の物性値と構成を考慮して温度試験を実施
- 蓄冷剤の物性値と配置を考慮して温度試験を実施
- 内容物の物性値と初期温度を考慮して温度試験を実施
- 25箇所以上の測定点で温度変化をシミュレート(想定温度推移グラフ)
- 最大3種類の条件下で温度試験を実施