保冷ボックスはスゴイがたくさん詰まった魔法の箱! 第2回『取っ手・ショルダー』

コラム
2021.08.17

保冷ボックスを移動させたり持ち運んだりするために装備されてるものと言えば何だと思いますか?それは取っ手ベルトやショルダーベルトですね。では、その材質と言えば?それは主にポリプロピレンという材質で、ビジネスバックや学童が通学に使うバック、さらには車のシートベルトにも使用されています。その特徴と言えば、有害な物質を含まないので人体や環境にやさしいく、さまざまな繊維の中でも比重が最も軽く、再加工が簡単にできリサイクルも可能なのでSDGsに適した素材だと言えます。今回はその取っ手ベルトやショルダーベルトについてご紹介させていただきます。

【目次】
1.ポリプロピレンの特徴
2.取っ手ベルトの種類
3.ショルダーベルトの種類
4.まとめ

1.ポリプロピレンの特徴

取っ手ベルトやショルダーベルトに使用されているひもは通称『PPベルト』と言います。その材質はポリプロピレンという繊維です。まずはその材質であるポリプロピレンの特徴をお伝えしたいと思います。
特徴1『軽い』:ポリプロピレンの比重は0.9~0.91と水に浮いてしまうくらい軽いです。ポリエステルやアクリルなどの他の繊維の中で一番軽いのです。特徴2『強い』:ポリプロピレンは濡れていても乾いていても強さは変わらず、繊維の中では最も強い繊維の一つです。特徴3『薬品に強い』:常温では酸・アルカリには侵されないなど繊維の中では科学薬品には比較的強いのが特徴です。特徴4『衛生的』:速乾性に優れているので湿気を留めることが無く、バクテリアの影響が少なくてカビや菌の発生を抑制します。特徴5『紫外線に弱い』:これは良い方の特徴ではありませんが、長時間日光にさらしてしまうと紫外線の影響で色が抜けて白くなってしまうことがあります。屋外での使用はできるだけ避けていただくようご注意願います。
上記の特徴以外にも、ポリプロピレンは分別回収が容易で再加工がしやすく、日用雑貨や園芸用品などにリサイクルしやすいという長所があります。そして、構成している分子も炭素と水素だけですので、完全燃焼されれば二酸化炭素と水しか発生させません。ですから、とてもクリーンな素材だと言えます。

2.取っ手ベルトの種類

次に取っ手ベルトの種類をご紹介しましょう。 ポリプロピレンのベルトには巾がいくつかあり、20mm巾、25mm巾、30mm巾、38mm巾、50mm巾など多種多様です。その中で保冷ボックスに使われるベルトの巾はと申しますと38mm巾が一般的です。38mm巾は細くも太くも無く、作業される方の手に馴染む巾なので通常38mm巾のベルトをキラックスは採用しています。
種類1:両持ち手タイプ
保冷ボックスの側面短辺側に配置し、両手で持って持ち運ぶための取っ手です。最も一般的なタイプで、どのようなサイズや形状の保冷ボックスにも対応できます。

種類2:一文字取っ手タイプ
一文字取っ手は読んで字のごとく、横に一文字に装着された取っ手のことです。この一文字取っ手タイプも保冷ボックスの側面短辺側に配置し、両手で持って持ち運ぶための取っ手で、特に背の高い保冷ボックスや横幅の広い保冷ボックス、重いものを運ぶ場合に有効な取っ手の形状です。

種類3:ボストンタイプ
このボストンタイプの取っ手は、両持ち手タイプや一文字取っ手タイプと異なり、保冷ボックスの前後長辺側に配置された取っ手です。このボストンタイプは両手で持ち運ぶものではなく、片手で持ち運び出来る取っ手のタイプです。片手で持ち運べて便利である反面、重くなってしまうと片手で持ち運ぶのは苦労してしまうので、大きい保冷ボックスには不向きな取っ手だということができます。

3.ショルダーベルトの種類

次にショルダーベルトのご紹介をしたいと思います。ショルダーベルトはその呼び名の通り、肩に掛けて持ち運ぶためのベルトです。基本的に配置場所は両持ち手や一文字取っ手と同じ保冷ボックスの側面短辺側に配置されています。肩に掛けて持ち運ぶので両手が自由になり、車のドアの開け閉めが容易になったり、保冷ボックスを持ったまま筆記作業をすることができます。ショルダーベルトの最大の特徴としましては、専用の部品を装着することによってベルトの長さの調節ができるということです。使用する人の背丈や体形に合わせて長さを調節できますので、作業性も良くなり仕事の効率も上がります。SDGs8.『働きがいも、経済成長も』に当てはまるのではないでしょうか。またショルダーベルトも巾に関しましては38mm巾が一般的ですが、時にはあえて50mm巾を使用することもありお客様のニーズに合わせて設計させていただくことができます。

4.まとめ

保冷ボックスの取っ手ベルトやショルダーベルトは、定温物流を運用するにあたり必要不可欠なアイテムの一つです。保冷剤を挿入し配送物を満載にしてとても重くなった保冷ボックスを持ち運びするには、取っ手ベルトが無ければかなり取り扱いが難しくなると思います。重いものを入れて運ぶ時の重さに耐えるだけの強度を持った取っ手ベルトは必要です。また、倉庫や店舗、あるいは車に積み込むときに保冷ボックスを持って両手が塞がっていてはなにもできません。両手を自由にして作業の効率を良くするために設置するショルダーベルト。時には、取っ手ベルトとショルダーベルトの両方を一つの保冷ボックスに設置することもご提案します。キラックスはお客様のニーズにお応えして、ベルトの長さや設置位置、種類を考え常にお客様がお取り扱いし易いものをご提案させていただきます。是非一度お気軽にお問合わせください。心よりお待ちしております。

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