お弁当デリバリーの温度管理で気を付けることお教えします

温度管理のヒント
2023.12.15

コロナ渦における外出自粛をきっかけに、お弁当のデリバリーが増加し、今では広く普及しています。
そこでこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

・お弁当デリバリーには、どのようなリスクがあるの?
・お弁当デリバリーにおける温度管理のポイントは?
・どんなデリバリーバッグを使ったらいいの?

ご安心ください!
株式会社キラックスでは長年にわたり保冷・保温ボックスの製造・販売を行っています。
お客様に合ったお弁当のデリバリーに最適な保冷・保温容器をご提案します。
適切な温度を保つために、適切な保冷・保温容器を使えば、お弁当のデリバリーにおけるリスクを回避することができます。

《目次》
1.適切な管理温度
 1-1.病原菌の発育至適温度
 1-2.食品の管理温度
2.季節によって気を付けること
 2-1.夏場に気を付けること
 2-2.冬場に気を付けること
3.お弁当デリバリーでの温度管理方法
 3-1.保冷、保温効果のあるボックスを使用
 3-2.温度計による温度管理
4.キラックスにできる、温度管理に最適なデリバリーボックスのご提案
 4-1.オーダーメイドのデリバリーボックス
 4-2.優れた保冷・保温のデリバリーボックス
 4-3.デリバリーボックスのバリエーションが豊富
5.まとめ

1.適切な温度管理

お弁当をデリバリーするために、適切な温度で管理し、お客様の元へ配達しなければなりません。店内飲食と比較して、デリバリーのお弁当は、出来上がりからお客様が召し上がるまでの
時間が長くなります。そのため、時間の経過とともに菌やウイルスが増えるリスクを伴います。菌が発生する温度帯と、食品適切な管理温度を見てみましょう。

1-1.病原菌の発育至適温度

多くの病原菌が増殖しやすい温度帯は約20℃~50℃ですが、人肌に近い35℃前後が最も増殖が多いと言われています。この温度を長時間持続してしまうと、食中毒のリスクがどんどん大きくなります。

1-2.食品の管理温度

温かい食品の管理温度は65℃以上、要冷品の管理温度は10℃以下。この温度帯を維持して、病原菌の発生や増殖を抑えながらのお弁当のデリバリーが望ましいです。

2.季節によって気を付けること

お弁当の管理で気を付ける季節としては夏が思い浮かぶと思います。夏は気温が上がり、デリバリーには特に温度管理を慎重に行わなければなりませんが、寒い冬場のデリバリーでも、温度管理には気を付けなければなりません。

2-1.夏場に気を付けること

細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。代表的なものは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えます。

2-2.冬場に気を付けること

ウイルスが原因となる食中毒が冬場に多く発生していますが、代表的なウイルスはノロウイルスです。我が国における月別の発生状況をみると、一年を通して発生はみられますが11月くらいから発生件数は増加しはじめ、12~翌年1月が発生のピークになる傾向があります。冬場は安全だと思われがちですが、やはり対策は怠ることはできません。

3.お弁当デリバリーでの温度管理方法

それでは、どのような容器やボックスがお弁当のデリバリーの温度管理に適しているのでしょうか?

3-1.保冷、保温効果のあるボックスを使用

やはり病原菌の増殖が多くなる20℃~50℃は避けるようにしなければなりません。
そのためには、保冷・保温効果がある容器で、蓄冷剤や保冷剤を使用し10℃以下の温度を保つことや、蓄熱材・保温剤を使用し65℃以上の温度を保つようにしましょう。
一般的にはクーラーボックスやデリバリーボックスといった物が使用されています。

3-2.温度計による温度管理

10℃以下、65℃以上の温度を保たれているかを確認することが大事です。そのために、中の温度が表示される温度計が設置されている容器をお勧めします。
温度計には太陽の光で動くソーラータイプと電池タイプがありますので、用途に応じどちらが良いかを選定して下さい。

4.キラックスにできる、温度管理に最適なデリバリーボックスのご提案

キラックスは長年培われてきた保冷・保温ボックスのノウハウで、最適なデリバリーボックスを提供します。

4-1.オーダーメイドのデリバリーボックス

どのように使いたいか、どのくらいの大きさが良いかなど、お客様のご要望にお応えできるデリバリーボックスを、1個からでも製造できます。世界で1一つだけのデリバリーボックスを短納期での対応も可能です。

4-2.優れた保冷・保温のデリバリーボックス

ポリエチレン、ポリスチレン、フェーノール樹脂などの様々な断熱材のご用意があります。素材や厚みの選定まで、弊社の温度管理のプロである営業マンが適切なアドバイスを基に、デリバリーボックスの設計を行います。
そして、熟練の技術で作り上げたデリバリーボックスをお手元にお届けいたします。

4-3.デリバリーボックスのバリエーションが豊富

蓄冷剤や保温材を設置できるメッシュポケットや、伝票などを挿入できる透明ポケット、ソーラー式・電池式の温度計、持ち手・肩掛け・リュックタイプなど、様々なバリエーションに対応することができます。

5まとめ

新型コロナ禍によりお弁当のデリバリーが増加しました。そのライフスタイルの変化により、益々お弁当のデリバリーが増える傾向です。
オリジナルのデリバリーボックスをご希望でしたら、是非一度キラックスにご相談ください。キラックスは長年のノウハウの蓄積と確かな技術力で、より安全に、より便利にデリバリーできるボックスの設計・製造を行い、お客様にご満足いただけるデリバリーバックをご提供させていただきます。

キラックス理念

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