ネオシッパーK型

キラックス製保冷ボックス『ネオシッパー』 サイズや特徴を1から解説!

保冷保温ボックスの秘密
2022.12.17

・そもそもネオシッパーってどんな商品なの?
・ネオシールドとどこがどう違うの?
・ネオシッパーの特注加工はどんな事ができるの?
当コラムではキラックス製保冷ボックス『ネオシッパー』への疑問に対し、簡潔でわかりやすく解説していきます。同じく定番商品の『ネオシールド』との違いについても説明していきますので、気になる方はぜひご一読ください!

◎『ネオシールド』についてはこちらで紹介しています。
理想の温度管理はキラックス製断熱ボックス「ネオシールド」にお任せ!

-目次―
1.ネオシッパーの基礎知識
1-1. ネオシッパーとは?
1-2. ネオシッパーの特徴
1-3. ネオシールドとの違い
2. ネオシッパー規格品(サイズと仕様)
2-1. ネオシッパーボックス型(K型・L型)
2-2. ネオシッパーカゴ車型(M型)
3. ネオシッパー特注品(オプション加工編)
3-1. オプション加工例1メッシュポケット
3-2. オプション加工例2ショルダー・リュック
3-3. オプション加工例3カラーバリエーション
4. まとめ

1.ネオシッパーの基礎知識

1-1. ネオシッパーとは?

ネオシッパーは、キラックスが製造販売する保冷・保温ボックス。主に食品輸送の温度管理に使用されています。表面にアルミ蒸着生地、断熱材に発泡ポリエチレンを使用しており、手軽に使える定温輸送のアイテムとして活躍しています。折り畳みコンテナ、カゴ台車、ドーリー台車といった物流機器とセットで使用することができ、物流業界の温度管理を日々支えている商品です。

1-2. ネオシッパーの特徴

ホームセンターなどで売られている一般的なクーラーボックスとの大きな違いは、サイズを自由に設定し、
ご要望に合わせたサイズの保冷ボックスを1から作る事が可能な点です。
大きすぎず、小さすぎず、ぴったりなサイズの保冷ボックスをオーダーメイドする事ができるのが
大きな特徴です。
また、もう一つの大きな違いとして挙げられるのが軽量で折り畳みが可能な点です。
毎日ネオシッパーを使う物流現場などでは、軽量で扱いやすいことは必須とも言えます。
また、コンパクトに折り畳む事で未使用時の保管スペースを確保し、回収効率のアップにも繋がります。同じ仕様の商品でもサイズによっては折り畳み方法が変わる場合もあります。
蓄積されたノウハウから、最適な折り畳み方法をご提案致します。

1-3. ネオシールドとの違い

ネオシッパーと並んでキラックスの定番商品であるネオシールド。その2つの商品の違いは、
断熱材 の厚みと種類が異なる点です。
ネオシッパーの標準的な断熱材の厚みは約5~6mm、ネオシールドは約30mm。
ネオシッパーは、断熱材の厚みが薄いためネオシールドに比べて安価であり、
手軽に採用しやすい保冷ボックスです。
対して、ネオシールドは断熱材の厚みが厚い為、高価ですが断熱性能を大きく向上させた保冷ボックスです。

2.ネオシッパー規格品(サイズと仕様)

ネオシッパーはオーダーメイドにて生産可能ですが、お急ぎの場合は規格品をご検討ください。規格品は在庫を持っており、数種類のサイズと下記の仕様の中からお選び頂けます。

2-1. ネオシッパーボックス型(K型・L型)


ネオシッパーK型は、天面と正面が開閉するボックスタイプのネオシッパーです。
高さが大きいボックスの場合、上から内容物を取り出しにくいことがあります。そんな時、正面が開閉するKタイプを使用することで、作業性のアップに繋がります。
ネオシッパーL型は天面のみ開閉するボックスタイプのネオシッパーです。
高さの低いボックスや、折り畳みコンテナといった外箱の中に入れて使用する場合は、天面のみ開閉のLタイプをご提案します。

2-2. ネオシッパーカゴ車型(M型)

2-2 ネオシッパーカゴ車型(M型)

M型はカゴ台車に取り付け可能なネオシッパーです。
扉の開閉はファスナーと面ファスナー をお選び頂けます。
「保冷ボックスは魔法の箱 第1回面ファスナー」コラムはこちら)。
また、カゴ台車への取り付け方法は上部に引掛金具、下部は縛りひもで固定します。
サイズが合えばカゴ台車のメーカーを問わず装着することができ、店舗のバックヤード、
物流センターといった施設の温度管理で幅広く使用されています。

3. ネオシッパー特注品 オプション加工編

ネオシッパーはご要望に応じて様々なオプション加工に1個から対応しています。
その中から一般的なものをご紹介致します。

3-1. オプション加工例1 メッシュポケット

最もご要望の多いオプションが、蓄冷剤やドライアイスを入れるメッシュポケットの
取り付けです。サイズを設定できるだけでなく、ドライアイスによる目詰まりを防ぐために、目の大きい素材を選択するといった事も可能です。

3-2. オプション加工例2 ショルダー・リュック


ボックスタイプの規格品は両横に持ち手が付いていますが、ショルダーベルトやリュックベルトへの変更が可能です。重いものを入れる場合や、宅配用の保冷ボックスに採用されています。

3-3.オプション加工例3 カラーバリエーション

オリコン用シッパー①
保冷ボックスといえば銀色(シルバー)といったイメージが一般的ですが、外装生地
を貼り合わせてボックス全体の色を変える事ができます。また、フチ巻きテープ、面ファスナーを変更して部分的に色を変えるといった事も可能です。作業を行う人の性別、年齢、国籍も様々な物流センター等では、色を変える事でボックスの内容物や用途を簡単に識別するといった需要が高まっています。

4. まとめ

今回のコラムでは、ネオシッパーの基本的な特徴や仕様について解説しました。
特注品についてはこれまでに数多くの実績があり、様々なご要望にお応えしてまいりました。キラックスではお客様からご相談を受けた際、『できない』ではなく『どうやったらできるか』を第一に考え、最適なご提案を導き出せるよう日々取り組んでいます。
保冷、保温でお困りの際は、ぜひキラックスへお問合せください。

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・コラム「保冷保温ボックスは、スゴイがたくさん詰まった魔法の箱! 第4回『断熱材その1』」
・コラム「保冷保温ボックスは、スゴイがたくさん詰まった魔法の箱! 第5回『断熱材その2』」
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