常温倉庫で乳製品を8時間保管できるの!? 保冷のプロがお教えします

子どもから大人まで牛乳を中心とした乳製品は多くの人に好まれています。栄養価も高く必須アミノ酸という“良質なたんぱく質“を多く含むのも特徴的な食品(飲料)です。そんな乳製品ですが、皆さんもご存じのように特別な加熱処理をしたものや温度管理をしたものでなければ数日で腐敗してしまいます。
今回はそんな乳製品の基本情報から常温環境でも温度の管理維持ができる方法をご紹介します。

―目次―
1. 乳と乳製品のいろいろ
1-1. 乳製品の種類と分類
1-2. 乳製品の適切な温度管理
2. 乳製品を保つ方法・手段
2-1. 保つ方法・手段_ネオシッパー編
2-2. 保つ方法・手段_ネオシールド編
3. 乳製品輸送の具体例
3-1. キラックスとしての解決策
3-2. キラの巻を是非問合せ下さい!
4. まとめ

1. 乳と乳製品のいろいろ

まずは様々な種類がある乳と乳製品についてご案内します。

1-1. 乳製品の種類と分類

乳製品は大きく分類すると液状乳製品と非液状乳製品に分類されます(以下ご参照)。

この通り種類が多く、たくさんの製品があります。これらの乳製品はそれぞれ独特の風味と物性があり、当然ながら美味しいとき(賞味期間)と食用可能なとき(保存期間・保存期限)が製品により異なります。

1-2. 乳製品の適切な温度管理

次に乳製品の適切な保存温度についてご説明します。厚生労働省から公布されている「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(通称:乳等省令)では牛乳類の保存方法を「10℃以下に冷蔵保存」することを定めています。これは衛生面や賞味面も含んだ定義となります。また開封後は2~3日を目安に消費することを乳製品メーカー各社が推奨しています。

2. 乳製品を保つ方法・手段

ここからは「10℃以下に冷蔵保存」を保ちながら保管・輸送する具体的な方法・手段をご紹介します。

2-1. 保つ方法・手段_ネオシッパー編

一度の輸送量が多くスーパーマーケットやディスカウントストアなど多くの店舗納品で使用されているのがカゴ車に保冷シッパー(ネオシッパー)を使用し冷蔵車などで輸送するケースです。+5℃設定が多い冷蔵車で内部にネオシッパーを装着したカゴ車で牛乳コンテナ(牛乳パックサイズに仕切りがついたコンテナ)なども使用することでカゴ車1台あたり1ℓの牛乳を100本以上輸送することが可能です。ネオシッパーを装着することにより店舗納品時に多少滞留しても外気温の影響を抑える働きがあります。
※ネオシッパーとは→キラックス製保冷ボックス『ネオシッパー』サイズや特徴を1から解説!

ネオシッパーM型(キラックス規格品)

2-2. 保つ方法・手段_ネオシールド編

次に乳製品の物量が少量の場合やアイスクリームなどの乳製品を輸送・配送するケースで活躍するのがネオシールドです(ネオシールドとは→理想の温度管理はキラックス製断熱ボックス「ネオシールド」にお任せ!)。
最近では生協やネットスーパーの普及、クイックコマースなど数分~数時間で消費者の元に商品を届けるサービスが充実してきています。各商品が少量で温度管理を分ける必要がある場合にオーダーメイドで製作できるネオシールドが活用されます。例えば容器内で仕切りを付け、乳製品のような+10℃以下の冷蔵品とドライアイスを使用した冷凍品を分けて一つのBOXで配送することも可能です。

3. 乳製品輸送の具体例

3-1. キラックスとしての解決策

夏場の常温環境下ではたった1日でも腐敗してしまう恐れのある乳製品においては冷蔵車で輸送したのが理想です。ですが、物流2024年問題でドライバー不足が懸念されている中、輸送コストや積載効率を上げることにより輸送回数の削減を取り組んでいかなくてはなりません。キラックスが実績のある具体例として~定温輸送事例集~「キラの巻」に掲載されている以下のような事例があります。牛乳の輸送において夏場の常温環境(+30℃)の中、8時間の間 +10℃以下の温度維持を実現しています。ネオシールド+カゴ車+蓄冷剤の組み合わせとなります。これならば他の常温商品との車両内混載も可能となり、積載効率アップに繋がります。

3-2. キラの巻を是非問合せ下さい!

今回は常温環境で乳や乳製品を保管・配送する事例を紹介しました。それ以外にも定温輸送事例集「キラの巻」には各種食品や医療・医薬品の輸送事例・温度事例をまとめて掲載しています。温度管理輸送にお困りの時にご覧頂くことで近い条件の参考事例がみつかるかもしれません。是非、お問合せ・ご依頼ください。

4. まとめ

牛乳からなる乳や乳製品は良質なたんぱく質やカルシウムをはじめとする栄養価の高い食品でありながら手頃な価格で購入することができる「持続可能な食」として見直されてきています。このような食品を安心安全に消費者が入手できるよう温度管理を徹底し、品質を維持しなければなりません。キラックスではこれまでの実績やノウハウを元に運用にあった最適な保冷BOXを提案させて頂きます。
お問い合わせいただいた方には、定温輸送事例集「キラの巻 vol.3」を進呈しています。是非とも弊社営業までお気軽にお問い合わせください。
キラックス理念

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