冷蔵品の留置き納品を実現するには?その方法と容器選定
・冷蔵品の留め置き納品ってどうやるの?
・冷蔵品に最適な温度と蓄冷剤や使用方法は?
・冷蔵品を保管する容器は何が良い?
前回ご紹介した冷凍品の留置き納品に続き、冷蔵品でお悩みを抱えた方、ご安心ください!
株式会社キラックスでは長年にわたり保冷ボックスの販売を行っています。
この記事では、これまで「冷蔵品の留め置きをどの様にすれば良いのか」と思われていた方々に向け、いかにして留め置き納品を可能にするかを解説します。
この記事をお読みいただければ、冷蔵品の納品方法や管理方法が劇的に変わり、納品ドライバーや従業員の負担が軽減されるだけでなく、お客様の取り扱い品目が増える事によって、新たなビジネスチャンスが広がります。
目次
1.冷蔵品の留め置き納品方法
1-1.最適な保管温度
1-2.保つ方法・手法
2. 冷蔵品の留め置き実例
2-1.外食チェーン店の留め置き納品事例
2-2.食品スーパーの留め置き納品事例
3.保管容器について
3-1.キラックスとしての解決策
4.まとめ
1.冷蔵品の留め置き納品方法
1-1.最適な保管温度
食品の品目によって、適切な管理温度は異なります。
例えば一般社団法人新日本スーパーマーケット協会での管理基準の目安は食肉や鮮魚であれば0℃~3℃、乳製品は3℃~5℃、青果は5℃~7℃を推奨しています。
ただ、食品衛生法上で定められている温度を見ると10℃以下食肉製品の一部と生食用牛肉は4℃以下となっています。
参照:一般社団法人新日本スーパーマーケット協会:スーパーマーケットにおけるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書[pdf]
1-2.保つ方法・手法
留置き納品において、冷蔵品を保つ方法は外気の影響を如何に受けず、且つ温度上昇を抑える事がポイントです。
外気の影響を受けにくくするためには、断熱性能の良い容器を使用する事、また温度上昇を
抑えるためには、蓄冷剤や保冷剤といった冷媒が必ず必要となります。
2.冷凍品の留め置き実例
2-1.外食チェーン店の留め置き納品事例
外食チェーン店のA社では、深夜配送を行い、無人店舗へ納品を行う際、これまで店舗内の冷凍庫へ納品(格納)を行ってきました。
しかし、格納作業はドライバーの納品作業効率を著しく悪くし、またトラブルも多々発生しておりました。そこで、ご採用頂いたのはネオシッパーK型です。冷蔵品配送に最適な保冷ボックスです。蓄冷剤を合わせた留め置き納品を採用した事で、ドライバーの負担軽減に繋がり、また納品時間が大幅に短縮した事でトラックの回転率も上がり、企業としても大きなメリットに繋がりました。
詳細はこちらの記事でご紹介しております
常温トラックで冷蔵品を運ぶ方法があるんです!
2-2.食品スーパーの留め置き納品事例
食品スーパーのB社は、カゴ台車に入った大量の冷蔵食品を、チルド車や冷蔵車を使用し、開店前や営業時間中に店員が受け取る対面納品を行っておりました。
効率良くセンターから混載で一括納品を行いたいとの事で、カゴ車にネオシッパーM型を設置し0℃の蓄冷剤を使用、留め置き納品を実現。配送効率が大幅に改善されたのは勿論の事、受け入れる店舗側も開店前に全て準備ができる事で、余分な人員を補充する事無く大きな改善となりました。
詳細はこちらの記事でご紹介しております。
食品業界の「置き配」/留め置き・置き納品に潜む課題とは
3.保管容器について
3-1.保冷ボックスメーカーとしての改善策
弊社キラックでは、これまで数多くのご相談によりお客様の困り事に対し、要望に合った商品や方法を提供して参りました。保冷ボックスメーカーである弊社では、ただ温度を担保出来れば良いというだけでは無く、その背景にある使用される方々の作業負担軽減や、企業のコスト改善に繋がる容器をご提案し販売させて頂いております。
現在ご使用されている発泡スチロールや、なんとなく保冷が出来るのではないかと購入された商品など、少しでも心配される事があれば、実際に商品を拝見しながらお客様の本当に必要とされる保冷ボックスを一つから作成いたします。購入前には弊社の温度試験(恒温室を使用し温度ロガーで計測)を行い、お客様に安心してご使用頂ける商品を提供しています。
4.まとめ
冷凍品の留め置き納品は無理だと諦めておられた方は、弊社の実績をもとに可能である事をご理解頂けたかと思います。
キラックスでは保冷ボックスだけでなく、ドライアイス等の冷媒に関する知識も豊富なスタッフが必要量やコスト計算といった専門的なアドバイスも行っています。
ご購入を検討の際は、ぜひご相談ください。
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