移動販売車でも保冷ボックスが大活躍!

近年移動販売が注目され、今では様々な移動販売車を見かけることが多くなりました。
調理器具を搭載し販売するキッチンカーや、商品を積載し販売する、そんな移動販売車で商売されている顧客から食材や商品の温度管理に関する問合せを多数いただきます。
弊社では保冷ボックスをご提案・ご提供し、保冷ボックスが大活躍している理由や実際に利用されている商品の概要、温度管理についてご紹介させて頂きます。

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―目次―
1.注目の移動販売とは?
1-1. 移動販売について
1-2. 移動販売のメリット、デメリット
2.移動販売にお勧めの温度管理法とは
2-1. 移動販売車内での温度管理
2-2. 移動販売でおすすめの保冷ボックスとは
3.まとめ

1.注目の移動販売とは?


新型コロナウイルスをきっかけに、店舗への来店客が減少し、これまでの客待ち商売では無く、店側から顧客を求めて地方都市・限界集落市場への移動スーパーや、オフィス街でのキッチンカー出店など新規参入事業者が増加しました。まずは、「移動販売とは何か」を解説していきます。

1-1.移動販売について

移動販売車とは特定の固定店舗を持たない販売形態で、主に自動車を改造し、商品を積載して移動しながら商品を販売する無店舗販売のことを指します。
「移動販売車」「キッチンカー」「フードトラック」「移動スーパー」などとも呼ばれ、車体に広告などを施し、外装をおしゃれにして顧客の目を引き付けるなど特徴のある移動販売車も出てきています。
特に注目を集めている移動スーパーは、昭和の時代に、地方の過疎地域や団地などで多く見られた販売形態です。その後、スーパーマーケットやコンビニの出店増加により移動スーパーの数は大幅に減少しました。
しかし、近年、地方都市や限界集落では人口減少を理由にスーパーなどが撤退や閉店する事で日常の買い物をする場所を失う人たち(買い物難民)が多くなり、また高齢となり車で遠方へ買い物に出かけられなくなった人も増えました。
このような状況から移動スーパーは近隣地域を巡回し高齢者の見守り役としても地方自治体から求められることも多く、年々増加しています。
また移動販売はスーパーだけでなく、野菜や豆腐、パンやお弁当、また焼き鳥、クレープ、カレーやピザ、コーヒーなどなど調理器具を搭載したキッチンカーとしても多く見られます。

1-2.移動販売のメリット、デメリット

【メリット】
1,商品や顧客ターゲットに応じて自由に販売場所を変えることができること
2,初期費用が安く、始めやすいこと
3,移動販売車に対して補助を行う市町村も増えていること
4,一人または少人数でスタートしやすいこと
【デメリット】
1,屋外での販売がメインになるため、天候の影響を受けやすいこと
2,その時その場所の状況によって売上が変わるため、販売個数が読みにくいこと
3,食材ロスのリスクが高いこと
4,販売する場所によっては、出店に許可や賃料が必要なこと

このように出店までに必要な情報を収集し、ターゲットを分析、想定した顧客が購入できる時間帯や場所を狙うことが大切です。

2.移動販売にお勧めの温度管理法とは

移動販売車で温度管理をするためには、どんな方法があるのでしょうか?
移動販売車内では、食品を保管しておく冷蔵庫や冷凍庫が必要不可欠ですが、どうしても車内の作業スペースやパッケージ容器など保管する場所も必要で、場所を取ってしまいます。
そんなお悩みをお持ちの方に、温度管理方法をご紹介いたします。

2-1.移動販売車内での温度管理

一般的に多く使用されているのは、安価で手軽に使用出来る発泡スチロール箱です。
発泡スチロール箱は成形品であり、水漏れせず軽量であることが特徴でもあります。
またアウトドア用品のクーラーボックスは強くて頑丈であり、こちらも水漏れせず、保冷能力としては、発泡スチロール箱よりも性能が良い物が多いです。
これらの商品のメリットは上記の通りですが、ではデメリットは何があるのでしょうか?
それは「移動販売車内のサイズに合わせて設計が出来ない」事です。
また、食材(適切温度)に合わせた保冷ボックスの種類を選べず、全て同じ物となります。
私共が製造・販売している保冷ボックスは移動販売車内のスペースに合わせてサイズや保冷時間、仕様を1個から設計し販売しております。もちろん水漏れせず、耐久性があり、一番のポイントである保冷性能は発泡スチロール箱やクーラーボックスとは格段に違います。

2-2.移動販売でおすすめの保冷ボックスとは

通常店舗であれば温度管理が容易な商品や食材も、移動販売車では冷蔵庫や冷凍庫など、大型機器を設置するスペースが限られており、全ての温度管理対応が出来ないことが、多いようです。特に夏場で冷蔵品や冷凍品は、スペースが狭いキッチンカーなどでは、温度上昇が著しく、見過ごせない問題です。「氷を入れれば温度管理が可能?」「肉や野菜も一緒に温度管理可能?」などなど、さまざまなご質問を頂きますが、総じて食品の温度管理をどの様に行えば良いのか?というご質問が大半です。
上記の通り弊社の保冷ボックスで何とか悩みを解決したいと大勢の方からご相談頂きます。ひとくちに食品と言っても、販売するジャンルや商品で扱われる食材も大きく異なり、それと同時に管理温度も変わります。
食品の管理温度やそのほか実際に採用事例など詳しくは下記URLをご覧ください。
また定温輸送事例集【キラの巻き】を配布しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

◎食材の鮮度保持に関する記事はこちら
・お肉の鮮度保持|温度管理と保存方法に秘訣アリ!
・魚は鮮度が命!魚の正しい保存方法で鮮度を長持ちさせよう
・美味しい野菜を食卓まで。温度管理と保存の秘訣とは?

3.まとめ

移動販売車は、これからの時代やニーズに沿い、その中にも数多くの課題や問題点が潜んでいます。時間や場所にとらわれずに営業することができることは、これから事業を始める方々にとっては比較的安価で出来ますが、今回私共がご説明させて頂いたように、肝心の品質管理を疎かにせず、安心・安全でおいしい料理を提供する事や食品を販売できることこそが、重要ではないでしょうか。
キラックスでは、移動販売車やキッチンカーに合わせた保冷ボックスを保冷ボックス専門メーカーとして、これまで数々の実績を基にご提案し、温度管理に必要な蓄冷剤・ドライアイスも併せてご提案いたします。是非弊社までご相談ください。
キラックス理念
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